バックアップの方法は目的によって異なる
バックアップというのは、万が一のときに自分の大切なデータを復元するためのとても大切な行動です。しかし、多くの人はバックアップについて深く考えずになんとなくバックアップを取り、中には『バックアップなんてとったことがない』という人もいるようです。
例えば、『連絡先など更新頻度が低いデータだけのバックアップでいい』『大事な思い出が詰まった写真をなくさないためのバックアップをとりたい』など、自分が何のためにバックアップが必要なのか。という目的について考えたことはありますか?
バックアップの目的が違えば、バックアップを取る方法も異なります。そして方法が変わると、それに必要な『費用』や『時間』など、iPhoneを守るために必要な自分の労力も大きく変わります。
自分のiPhoneの中にある大切な思い出やデータを、労力を無駄にせずに効率よく守るためにも、しっかりとバックアップ計画を行いましょう!
バックアップ計画の必要性
バックアップを取るだけでも面倒なのに、さらに計画をたてるなんて余計面倒なことはしたくない!そういう声も聞こえてきそうですが…。
バックアップは時間のかかる面倒な作業だからこそ、しっかりと計画をたて『できる限り手軽に自分に必要なバックアップ』を作れるようにしましょう!
壊れてからでは遅い!
そもそも、バックアップを取るというのは『万が一の事態に備えた復元用データの作成』です。復元用のデータというのは、作成した状態に戻すためのデータなので、壊れた状態でのバックアップデータは『壊れた状態に戻すデータ』ということになります。
そのため、バックアップは『iPhoneが正常な状態』で作成しておくことが大切です。
この記事にたどり着いた多くの人が、大切なデータをなくしてしまった経験があるのではないでしょうか。もう2度とあんな思いをしないためにも、しっかりとバックアップを取る習慣を身につけておきましょう。
必要なデータがなければ意味がない
「壊れる前にバックアップを取っておいたほうがいいらしい」という知識だけが頭に入っていて、意味を理解していないけどとりあえずバックアップを取っているという人はいませんか?なんとなくバックアップを作成しているだけでは、自分にとって本当に必要なデータをバックアップできていない場合があります。
ワンタッチでバックアップを取るソフトや機能なども多く出回っていますが、そのバックアップデータには本当に自分が必要なデータがあるのか、確認した事はありますか?
- 写真や動画はバックアップできているか
- LINEの引き継ぎはできるようにしてあるのか
- ゲームアプリのバックアップはできているか
- 取引先との資料・メールはバックアップしているか
iPhoneの使い方は人それぞれで、本当に自分に必要なデータというのも違います。単純にバックアップを取るのではなく、自分に必要なデータのバックアップを取るということを意識するようにしましょう。
無駄なバックアップは時間もお金もかかる
自分にとって何のデータが必要なのか取捨選択しなくても、毎日iPhoneの全データをバックアップしておけば、いつiPhoneが壊れても元の状態に戻せます。
しかし、そこまでの過剰なバックアップは必要でしょうか?「重要なデータだけ守れればOK」という人がほとんどだと思います。iPhoneに限らず、最近のスマートフォンは一台あたりの容量が増え、アプリひとつでも数GBの容量を必要とするようになってきています。
フルバックアップとよばれる『全てのデータを保存しておく方法』では、毎日数十GB~数百GBの容量のバックアップデータを作成することになります。
容量が増えればそれだけデータの作成に時間がかかり、オンラインストレージのような保管場所では容量によって料金が発生します。不要なデータのために時間もお金もかけるようなバックアップは、今日でやめにしませんか?
1.バックアップを作成する目的を考える
バックアップ計画において最も大切なのは『バックアップをとる目的』です。バックアップは基本的に、万が一の事態に備えたものですが例外としてデータ移行用などのケースもあります。
目的をしっかりと考えることで、バックアップを取る頻度や費用について考えることができます。
データ移行用バックアップの場合
『データ移行用バックアップ』は新しいiPhoneやスマートフォンを買ったときに、古いiPhoneからデータを移行するためのバックアップです。
データ移行用バックアップの特徴
- 機種変更時にしか使用しない
- iPhone内のほぼ全てのデータが必要
- データ容量が大きくなるので、バックアップの時間が長時間になる
- 日常的なバックアップがあれば代用可能
データ移行のためだけのバックアップの場合には、『新しい端末にデータを移行する』ことが目的なので、バックアップデータ自体を保存する必要がありません。また、機種変更時の1回しか使用しないため、バックアップをとる作業も1度だけです。
機種変更のためだけに有料のオンラインストレージを利用したり、高額なデータ移行ソフトを購入するのスマートとは言えません。基本的には各キャリアが配布しているデータ移行用のアプリを利用するか、パソコンを持っている人であれば『iTunes』を利用してデータ移行を行うようにしましょう。
端末故障時用のバックアップ
『端末故障時用のバックアップ』は急にiPhoneが壊れてしまった際に、古いiPhoneのデータを復元するためのバックアップです。
端末故障時用バックアップの特徴
- iPhoneの使用頻度によりバックアップの頻度も変わる
- 増えたデータだけをバックアップするので短時間のバックアップ作業
- 毎日作成しておくことでデータ移行用バックアップとしても使用できる
- 復元時にバックアップの不備に気づいても遅い
端末故障時用バックアップの場合は、万が一に備えて毎日バックアップを保存することが必要になります。『iCloud』の自動バックアップを利用して手軽に毎日バックアップを取っている人も多くいますが、その手軽さゆえにバックアップ計画をおろそかにしてしまうケースもあります。
いざiPhoneを復元したときに、オンラインストレージの容量の問題で『きちんと写真が保存されていない』『LINEの引き継ぎの対策をしていなかった』など、結局バックアップが無意味になってしまうというケースも多くあるようです。
特に自動バックアップを利用する場合には、最初の計画をしっかりと行い、定期的なバックアップ計画の見直しを行うようにしましょう。場合によっては容量不足を回避するために、有料プランを選ぶ必要もあります。
目的によってバックアップ作成の「費用・時間」を決める
バックアップの目的は『データ移行用』『端末故障時用』以外にも色々ありますが、メインとなるのはこの2種類です。
『データ移行用』のようなもとのデータが生きている場合には、何度でもバックアップのやり直しができますが、『端末故障時用』の場合にはバックアップデータが必要なときにはやり直しができません。そのため、多少の費用がかかったとしても毎日確実にバックアップを取ることが大切です。
また、毎日バックアップを取るためには、バックアップの手間や時間を減らすことも大切な計画のひとつです。『iCloud』のバックアップでは容量さえ気をつけておけば、バックアップの意識が無くても毎日きちんとバックアップを取ることが可能です。
2.バックアップのデータ範囲を考える
バックアップの目的が決まったら、次はどのデータをバックアップするのか決めていきましょう。自分に不必要なバックアップまでしていると時間と費用が無駄にかかってしまうので、毎日の継続が難しくなります。
バックアップは継続的に作成することが何よりも大事なので、自分に必要なものだけを選ぶことが重要です。バックアップを取るデータの範囲にはどんな種類があるのか、どれが自分に必要な項目はどれなのか計画していきましょう。
連絡先
『電話』アプリの中に入っている連絡先情報は、電話を頻繁に使う人であれば必ずバックアップを取るようにしましょう。
家族や近い友人しか連絡先に入っていない場合にはもう一度聞くことができますが、学生時代の旧友や遠い親戚の場合には電話番号などの連絡先が消えてしまうと連絡手段がなくなってしまいます。また、iPhoneを仕事で活用している場合には、取引相手の連絡先を紛失することだけは絶対に避けたいでしょう。
最近では『LINE』や『Twitter』『Messenger』といったSNS等を利用して連絡を取り合うことが増えているので、連絡先のバックアップが必要ないという人も多くなっています。
写真・動画
写真や動画は、その日・その瞬間を切り取った大切な思い出です。今は何気ない写真だとしても、1年後・2年後に同じ写真を見たときにはまた違った感情が浮かんできます。人によっては5年以上前の写真がiPhoneの中に眠っているという人も多いのではないでしょうか?
日頃から写真や動画をとっていると、どんどん容量が多くなりバックアップのストレージが足りなくなってしまう場合があります。
どうしても容量が多くなりすぎて困ってしまうという人は、バックアップ作成前にLINEのアルバム機能やオンラインストレージなどに写真を移動しておくようにしましょう。
写真・動画は毎日でもバックアップを作成したい
確実にバックアップを残しておくためには、毎日のバックアップが必須です。旅行などに行ったときには、写真の整理もかねて外部に保存する人も多くいるようですが、それに加えて毎日のバックアップも取っておくことで、2重・3重の対策をとることができます。
メール・LINE
格安SIMの普及などにより、各携帯キャリアのメール(@i.softbank.jpなど)ではなく最初からGmailやOutlookメールなどを利用する人が多くなっています。このようなメールサービスを利用している場合には、メール内容はiPhoneではなくサービス会社のサーバーに保存されています。
そのため、メールのバックアップは基本的には必要ありません。
メールの代わりに広く普及した『LINE』を頻繁に利用する人にとっては、トーク履歴はとても大切な情報です。LINEの引き継ぎ自体はメールアドレスやパスワード(SNSとの連動)で行うことができますが、トーク履歴はiPhone本体に保存されているものなのでアカウントの引き継ぎだけではトーク履歴は消えてしまいます。
『iCloud』や『iTunes』を利用してしっかりとトーク履歴のバックアップを取っておきましょう。
LINEの引き継ぎで失敗しないために
LINE引き継ぎのトラブルで、トーク履歴を復元できないという報告が多くあります。
『iTunes』でバックアップデータを作成する場合には、暗号化を有効にしていないとトーク履歴の保存ができないことがあります。また『iPhone』⇔『Android』間でのトーク履歴の引き継ぎにはテキストベースの引き継ぎなどが必要になります。
LINEのトーク履歴については多くの情報が出ているので、万が一に備えて情報を集めておくようにしましょう。
音楽・映画
パソコンのiTunesを利用することで、お気に入りのCDやDVDから音楽や映画をiPhoneで持ち歩くことができます。
このような音楽・映画のデータはパソコン内に保存されている場合にはiPhoneが故障したとしても復元することは可能ですが、人によっては何千曲のなかからお気に入りの50曲だけを持ち歩いているという人もいます。
このような場合にはどの音楽をiPhoneに保存していたのか分からなくなってしまうこともあり、もう一度パソコンから選んでiPhoneに移動するのは手間になることもあるので、iPhoneのバックアップとしてデータを保存しておく必要があります。
iTunes Store購入でバックアップの必要なし?
iTunes Storeで購入した音楽や映画はAppleIDに紐付けられているので、新しいiPhoneに機種変更しても同じようにダウンロードできます。このとき、料金をもう一度払う必要はなく、既に購入済みであれば無料でダウンロード可能です。
同様にAppleMusic・Spotify・LINE MUSICなどの定額音楽配信サービスを契約している場合には、IDやパスワードといったアカウントのログイン情報だけで復元できる場合があります。
詳しくは各サービスの利用規約や注意事項などを読むようにしましょう。
ゲームアプリ
ゲームアプリのデータをバックアップする法オフは大きく分けて2種類あります。iTunesやiCloudを使ってアプリ内データをバックアップする方法、アプリ固有のアカウント情報もしくはSNSログインの情報をバックアップする方法です。
iTunesやiCloudでバックアップを作成する場合、基本的にアプリ内のデータもバックアップしてくれます。しかし、全てのアプリで全てのアプリ内データが保存される保証は無いので注意が必要です。
アプリのバックアップ機能を使おう!
ゲームアプリによっては、データの保存場所を複数個所に分けて管理しています。
一部分のデータでもかけてしまうと復元に失敗してしまうことがあるので、iCloudやiTunesでのバックアップはもちろんのこと、ゲームアプリ個別で用意されているバックアップがある場合には、念のため2重にバックアップを作成しておくようにしましょう!
データ範囲によってiCloudの料金が変わる
ここまで紹介してきたデータ範囲を全てバックアップする場合と、自分に必要な項目だけをバックアップする場合では、バックアップファイルの容量が大きく変わってきます。
全てをバックアップする場合にはiCloudのストレージ容量も無料の5GBでは足りないので、50GB以上の有料プランが必須です。また、有料プランでも一番小さな50GBプランならば月130円で済みますが、写真や動画を多く保存している場合にはそれ以上のプランと契約する必要があります。
バックアップにかかる金額の面でも、自分に必要なデータ範囲だけをバックアップしたほうが効率的なのが分かりますね。
3.バックアップデータ作成のタイミングを考える
端末故障時用のバックアップデータは『必要になってから』作成することはできません。かといって、いつiPhoneが壊れるのかは分かりません。
必要になったときに、しっかりと更新内容が反映されたバックアップデータを使用できるように、バックアップを取るタイミングを計画しておきましょう。
毎日バックアップを作成する
毎日たくさんの写真を撮影するような使い方をしているiPhoneの場合は、全ての写真を復元したいので毎日のバックアップ作成が必要になります。データを完全に復活させるためには毎日必ずバックアップを作成しましょう。
毎日バックアップを作成するためには、バックアップ方法が手軽でなくては継続することができません。そのため、iCloudバックアップのように自動でバックアップを作成してくれるサービスを利用しましょう。
たまにバックアップを作成する
家族からの着信を受けることがメインの使い方をしているiPhoneの場合は、iPhoneに保存されているデータがほとんど変化しないので、たまにバックアップをとる程度でも十分です。また、iPhoneに重要なデータが入っていないという場合も、気が向いたときにバックアップを作成する程度で問題ありません。
ただし、「月に1回くらい」といった曖昧なバックアップの予定だと、バックアップ作成を忘れてしまう可能性が高いので「毎月最終日に必ずバックアップ作成をする」といったバックアップ計画を立てる必要があります。
月に1回程度の頻度でバックアップを行う場合には、データが大きく変わっていることも想定してフルバックアップが作成できるサービスを使用しましょう。iTunesを使ったバックアップは有線接続が必要ですが、無料でフルバックアップが作成できるので頻度が低いバックアップ作成におすすめです。
バックアップの作成頻度で「自動・手動」を決める
毎日必ずバックアップを作成する場合には『自動』でなければ長続きしません。逆に毎日バックアップを作成しなくても問題無いならば、手動でも十分なのでフルバックアップを作成できるものを選びましょう。
iPhoneに保存されたデータは自分の大切な財産なので、多少の料金がかかってもバックアップを保存することを優先して欲しいです。
4.バックアップ作成ソフトの特徴を考える
バックアップ作成ソフトには多くの種類がありますが、それぞれに特徴があります。自分に合ったバックアップ作成ソフトには、どんな機能が必要なのか考えてみましょう。
自動バックアップ機能があるか
自動バックアップ機能とは、読んで字のごとく自動でバックアップを作成してくれる機能です。自動バックアップの反対は手動バックアップで、自分が操作をしなければバックアップを作成できないものになります。
毎日バックアップを作成したい場合には、手軽にバックアップを作成できる自動バックアップ機能が無いと、継続的にバックアップを行うのが難しくなります。
差分・増分バックアップはできるのか
毎回フルバックアップを作成していると作業にかかる時間がとても長くなってしまいますので、差分バックアップや増分バックアップがあるものを選びましょう。
差分バックアップと増分バックアップには下記のような違いがあります。
- 差分バックアップは、初回のフルバックアップから変化した部分を別のバックアップファイルとして保存
- 増分バックアップは、前回のバックアップから変化した部分を別のバックアップファイルとして保存
どちらも初回のフルバックアップ部分が無いと復元ができなくなるという特徴があります。また、差分バックアップと増分バックアップにはデメリットもあります。
差分バックアップは毎日別のファイルとして保存する場合、容量が大きくなってしまいます。増分バックアップは変化した部分を別々に保存しているため、バックアップファイルの個数が多くなってしまいます。
また、大きな差ではないものの増分バックアップのほうがバックアップにかかる時間が短くなるのが特徴です。しかし、iPhoneのバックアップを作成する場合にはクラウド上に保存すると思われるので、どちらでも問題ないでしょう。
使用料金やデータの保存期間
使用料金は安いほうが嬉しいですが、どれだけ安くてもバックアップがしっかりと保存されていなければ意味がありません。特にデータの保存期間は必ず確認してください。
サービスによっては、データの保存は最終更新日から数年間のみという場合もあります。無期限にデータを保存してくれるのがベストですが、サービス自体が終了してしまうと意味が無いので、運営会社の信頼性も重要な基準になります。
『iCloud』『iTunes』それぞれの特徴・比較
これまで解説してきたバックアップ方法の選び方を参考にした上で、『iCloud』と『iTunes』の特徴を見てみましょう。
iCloud | iTunes | |
---|---|---|
主な目的 | 端末故障時用 | データ移行用 |
自動・手動 | 自動 | 手動 |
料金 | 一部有料 | 無料 |
バックアップ範囲 | iTunesより狭い | 非常に広い |
差分バックアップ | 可能 | 可能 |
手間 | 少ない | 多い |
その他特徴 | Wi-Fiが必須 | パソコンが必須 |
大前提としてパソコンを持っていない場合には『iCloud』を使うしかありません。パソコンを持っている人のみ『iTunes』と、どちらを使うのか検討しましょう。
この表を簡単にまとめると、下記のようになります。
- iCloudは手軽に毎日バックアップを作成できるがフルバックアップにはお金がかかる
- iTunesは有線接続やパソコンの起動という手間がかかるが無料でフルバックアップを作成できる
iTunesで月に1回程度フルバックアップを作成しつつ、連絡先などの重要なデータは毎日iCloudでバックアップを作成する、といった方法が最も効率的でおすすめです。
代表的なバックアップ作成アプリ・ソフト
Appleの公式サービスである『iCloud』『iTunes』以外にも、iPhoneのバックアップ作成ソフトやアプリが多数リリースされています。今回は代表的なものだけを厳選して紹介します。
『Yahoo!かんたんバックアップ』と『JSバックアップ』はiPhoneのアプリなのでパソコンがなくても大丈夫ですが、『Copy Trans Shelbee』と『AnyTrans』はパソコン用のソフトなのでパソコンが必須になります。
Yahoo!かんたんバックアップ
『Yahoo!かんたんバックアップ』は大手検索サイトである「Yahoo!」が開発したアプリです。アプリを入れて設定しておけば毎日増える写真などのデータを自動的にバックアップしてくれるのが特徴です。
JSバックアップ
『JSバックアップ』はスマホ用のアプリですが、Wi-Fiを経由してパソコンとも連動できるのが特徴です。『Google Drive』や『Dropbox』といったオンラインストレージサービスに、iPhoneのバックアップデータを保存できる点もメリットと言えます。
Copy Trans Shelbee
パソコン用のiPhoneバックアップソフトである『Copy Trans Shelbee』の特徴は、バックアップの素早さと手軽さです。ワンクリックで手軽にバックアップが作成でき、変更分だけをバックアップする『差分バックアップ』機能もあるので素早いバックアップが可能です。
AnyTrans
パソコン用のiPhoneバックアップソフトである『AnyTrans』の特徴は、復元を実行することなくバック内容を閲覧できることです。iTunesやiCloudではバックアップした内容を把握することが難しいですが、AnyTransではどの写真がバックアップできているのかまで確認することができます。
バックアップ計画は財産をまもる大切な計画です
自分の体には生命保険や健康保険をかけるのが普通ですし、家や株式などの資産に保険をかけるのも一般的です。しかし、iPhoneに保存されているデータも大事なものなのに、守るための施策を何もしてないという人が多いのが現実です。
iPhoneに保存されたデータは大切な自分の財産を守るためには、綿密なバックアップ計画が必要になります。まずは、実行する前に計画を立ててみるところから始めてみましょう。