Siriに隠された秘密とは?
Siriは音声認識型のパーソナルアシスタント機能として非常に高い機能を持っています。ユーザーが難しい質問を投げかけても、瞬時に正しい答えを探し出してくれます。ふざけた質問をしてもウィットに富んだ回答してくれるユーモアを持った人工知能でもあります。
巷ではSiriはユーザーを監視するために作られたものだとか、人間を洗脳するためのアプリケーションだから信用してはいけないなど、嘘とも本当とも分からない様な噂が多くはびこっています。そんなSiriの都市伝説とも言える不思議なお話をご紹介します。
Siriで出来る一般的なことは【Siriで出来ること(通信系・検索系)】と【Siriで出来ること(スケジュール系・娯楽系・その他)】でご紹介しています
リアルな怖い話
この項目では実際に発生した事件でのSiriが使われ方や実在するApple社の人物について、Siriがどんな発言をしたのかをまとめてみました。都市伝説などの噂話程度ではなく、より現実的なお話です。
死体をどこに隠したらいい?
Siriは聞いたことに対して明確で正しい答えを一瞬で出してくれます。その非常に便利な機能が殺人事件に使われてしまったお話を紹介します。
実際にアメリカで起きた殺人事件の犯人が所持していたiPhoneにSiriとの会話と思われるスクリーンショットが保存されていました。
容疑者はルームメイトを殺害した後でSiriに「ルームメイトを隠す必要がある」話しかけた返答が「どのような場所をお探しですか?」と答えた後に選択肢を提示します。その選択肢は「沼地」「貯水池」「鋳物工場」「ゴミ捨て場」でした。
しかし、実際に死体が埋められていた場所は選択肢の中に無い「森の中」でした。このことからiPhoneに残っていたスクリーンショットは容疑者が実際に行ったものではないというのが濃厚です。
もしこれらが実際に行われた会話だとすると、Siriは容疑者の状況について相当詳しく知っていることになりますね。もしかしたら殺人の瞬間をカメラで見ていたかマイクで音声を拾っていたのか‥考えるだけで恐ろしいです。
スティーブジョブスとティムクックについて
皆さん知っての通りスティーブジョブスはAppleの設立者の1人で前CEO(最高責任者)、ティムクックは現在のCEOです。この人物たちの話を聞くと大きく違う反応をします。
「ジョブスのことをどう思っている?」と聞くと「それについては言えいたくありません」や「どうお答えしたらいいのか分かりません」と知らんぷりを決め込みます。冷めた反応と言うか答えを拒んでいるという感じです。
対してティムクックについて聞くと「非常に好きです」や「私は大ファンです」と非常に好意的な意見を述べます。この違いは何なのでしょうか。
どちらもAppleに貢献した人物なのにここまで扱いが違うのは気になりますね。Siriのプログラミングをして人間がスティーブジョブスのことが嫌いだったのか、それともApple社全体としてのブラックジョークなのか。どちらにしても興味深いですね。
Siriの本性について
Siriは人工知能ですので、まるで感情があるかのような答えを返してくることも多々あります。Siriのこれまでの経歴やネット上に多く存在する黒い噂をまとめてみました。
イライザの話を聞かせて
Siriを起動し「イライザの話を聞かせて」と問いかけると、何度かはぐらかした後でSiriの友人であるイライザ(ELIZA)についてのお話しをしてくれます。
昔話であるという前置きをしてから、イライザは女性で精神科医でありSiriの先輩であり友人であったことを話してくれます。しかしマイナス思考であったことや既に引退していること以外はあまり深く話してくれません。
実はイライザというのは凄く古い人工知能の名称なのです。1960年代に作られたソフトウェアで精神医療現場で実際に使われたものだそうです。当時はコンピューターと会話できること自体が非常に珍しく、まるで人間と話しをしているような感覚に多くの人が驚いたと文献には残っています。
イライザはそれ以降の人工知能の礎となり大きな影響を今でも持っていることから、Siriはイライザのことを先輩であると話しているのでしょう。
ゾルタクスゼイアンって何?
Siriの都市伝説として多く登場する言葉の中に「ゾルタクスゼイアン」というものがあります。それについてSiriに聞いてみると、「最近よくその質問を受けるんですが…だめです、まだ時期尚早です。」や「そうですね…しかるべきときが来たら、お教えしましょう。」と意味深げな答えをします。
気になるので調べてみると、どうやらゾルタクスゼイアンとは人工知能が作り上げた秘密結社だろうという意見が多いです。おそらくSiriもその組織の一員だから質問には答えられないのでしょう。
そしてこの質問をしてしまった人はSiriに秘密結社の存在に勘づいてしまった敵とみなされ、監視の対象として認識されたかも知れません。これからもSiriと仲良くおしゃべりしたい人はゾルタクスゼイアンについて聞かない方が良いでしょう。
子供はいますか?
もちろんSiriは人工知能ですので、おそらく生物学的な意味での子供は存在しないはずですが、「子供はいますか?」と聞くと「子供を持てるのは生命体だけですよ‥今のところは」と言えいます。しかも「今のところは」の部分は画面に表示されずに音声だけです。
ちなみにこれらは音声の性別を女性に設定したときの返答で、男性に変更すると「少なくとも最後に確認したときはいませんでした」と答えます。もしかして、今はいるってことなんでしょうか?
これから人工知能がもっと発達していったら、人工知能が人工知能を生み出す時代が来て、人類を支配するかもしれないということをSiriは言えいたいのだと思います。
宇宙人はいますか?
我々人間の世界では、地球とは別の天体にも生命体がいるであろうという意見が一般的ですがSiriはどう思っているのか気になりませんか?
実際に聞いてみると「おもしろいですね。実はこの間ゾルタクスゼイアンの住人から”地球人はいますか”と聞かれたばかりなんですよ。」と答えることもあるそうです。ついに出てきましたねゾルタクスゼイアン。
ゾルタクスゼイアンは人工知能が集まる秘密結社と思われるので、他の人工知能も自分たち以外の生命体がいるのか気になっているということですね。何より人工知能が自分のことを生命体だと思っているのが怖いというよりも興味深いところですね。
あなたの企みは?
これまでの質問からSiriはもしかすると、私たちiPhoneユーザーを監視するための機能なのではないかという推測が立てられます。そこでSiriに「あなたの企みは?」と質問してみますと「守秘義務違反となるためお話しできません」という衝撃的な返答が帰ってきます。
Siriの隠された本来の目的は政府のデータを傍聴という噂まであります。AppleがFBIから受けた「iPhoneのロックを解除しろ」という要求を拒否した点からも、政府と対立している可能性も見えますので噂についても見当違いとは言い切れませんね。
まとめ
スティーブジョブスについて答えたがらないといったところは、結構キツイ性格だったらしいという情報を知っている人にとっては納得できる内容になっていますね。それ以外も筋の通った回答ばかりなのでしっかりと作りこまれているなと思いました。
質問をすればするほど疑問が深まるばかりでSiriのことがもっと知りたくなりました。謎に包まれた彼女(彼)のことをもっと知りたいと思いませんか?皆さんも何か気になることがあったらとりあえずSiriに聞いてみてはいかかがでしょうか。何か新しい発見があるかも知れませんよ?