開発者への開放とは
iPhone7とiOS10の発表と同時に、Siriの開発者への開放が発表されました。この開発者への開放というのは、App開発をしている人に対しての開放という意味で、端的に言うとSiriの機能をほかのアプリ内でも使用することができるようになるということです。
今までは、Siriを使ってアプリを起動させることはできましたが、アプリの中でSiriを使ってアプリを操作することができませんでした。
今回の開発者への開放により、今後さまざまなAppがSiriを利用して面白い機能を持たせるのではないでしょうか。Siriについての詳しい使い方は【Siriの使い方と設定方法!】Siriでできる意外な機能については【Siriでできる意外なこと!10選をご紹介!】をチェックしてみてください。
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広がるSiriの可能性
実際にSiriが開発者に解放されたことによって、ユーザーにとってどのようなことが便利になるのでしょうか。少しだけ具体例をだして考えて見ましょう。今回ご紹介するのは、Siriのこれからの可能性です。中には実際に実現できないような機能もあるかも知れません。ご了承ください。
Siriを使ってタクシーを呼ぶ
このアプリは、タクシーを呼ぶためのアプリです。駅のタクシー乗り場で並ぶ必要もなく、いちいちネットでタクシー会社の電話番号を調べる必要もありません。使える場所はまだまだ限られてしまうようですが、ボタンひとつで送迎者を呼ぶことができるというのはとても気持ちがよさそうですね。
このアプリをSiriと連動させることで、iPhoneでアプリを立ち上げたりする必要もなく、ロック画面の状態からSiriにタクシーを呼んでと一言頼めば、タクシーが来るようになるかも知れません。
好きな目覚ましを設定できるようになる
寝入るときの寝言や、寝返りの振動を感知して、目覚めやすいレム睡眠のときを見計らってアラームを鳴らしてくれる高機能な目覚ましアプリです。寝ている間の動きなどもグラフになるので、自分がどれだけ深く寝られていたのかなどを簡易的にチェックすることもできるアプリです。
今までのSiriでは、目覚ましの設定をお願いしてもデフォルトのアラームアプリでしか目覚まし設定をすることができませんでした。しかし、アプリ開発者に対して解放されたことにより、これからは自分の好きな目覚ましアプリをSiriで設定できるようになるかも知れません。
本当に眠たいときは目覚ましの設定を行うのも面倒なときもあります。そういうときに自分のお気に入りの目覚ましアプリを簡単に設定することができるのはとても便利ですよね。
SiriでLINEの返信もできるようになる!?
皆さんご存知のSNSアプリLINE。普段の連絡にはLINEしか使っていないという人も多いのではないでしょうか?最近では仕事の連絡などもLINEで行うことも多くなっていますよね。また、LINEの通話機能を使用することで、格安SIMでのiPhone運用も可能になりました。
しかし、現状ではSiriを使ってLINEを起動することはできますが、LINEで発信をしたり返信をしたりすることはできません。今後Siriを使ってLINEの返信ができるようになれば、車の運転中などの着信操作なども行えるようになるので、またiPhoneライフが便利になりそうですね。
現状ではSiriに対応するのか不明確ではありますが、iphoneMAXとしては、ゲームアプリよりもこのような日常生活に深くかかわりのあるアプリがより便利に使用できるようになってほしいと思っています。
まとめ
今まではApple製品のほとんどの機能が、開放されていなかったため独自性の強いイメージだったiPhoneですが、これからは少しずつSiriのように開放されていく機能が多くなっていくのでしょうか。Appleファンとしてはうれしいような悲しいような複雑な気持ちになるかも知れませんが、日本でのiPhoneユーザーがよりiPhoneを使いやすくなるようにAppleの開発も進んでいくのではないでしょうか。
Siriの開放により、iPhoneをはじめApple製品がもっと一般の人に親しみやすいものになってほしいと思います。