【提供】AUKEY『EP-B40』スポーツにも日常生活にもハマるBluetoothイヤホンのレビュー

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運動するならBluetoothイヤホンを使おう

健康志向が高まり、朝早く近所をランニングする人や仕事帰りにジムに寄って筋トレをする人が増えました。健康に良かれと初めた運動なのに、やる気が出ないという人もいるでしょう。そんな人におすすめしたいのが音楽を聴いて気分を盛り上げることです。

ジムに行く時間が近くなってきたら、元気が出る曲やテンションの上がる曲を聴いて気分を高揚させる。ジムに着いてからも仕事や家庭の心配事は一旦忘れて、今から行うトレーニングだけに集中する。自分の中にあるスイッチを切り替えるために音楽を聴く、そんな使い方をしてみてはいかがでしょうか。

今回AUKEY様から提供していただいたBluetoothイヤホン『EP-B40』を紹介させていただく前に、まずはレビューを書いている僕の自己紹介を簡単にさせてください。

  • 【年齢・性別】:28歳・男
  • 【人生初iPhone】:iPhone5
  • 【現在使っているイヤホン】:EarPods
  • 【よく聴く音楽のジャンル】:EDM
  • 【使用したiPhone】iPhone6
  • 【iOSのバージョン】iOS11.0.3

月に数回程度ですが健康のためにジョギングをしています。イヤホンにはこだわりがなかったので最初はEarPodsを使用していましたが、肌にまとわり付くコードが気になりBluetoothイヤホンを購入しました。しかし、つい先日イヤーピースを取り付ける部分が割れてしまい、新しいイヤホンを買うまでの繋ぎとしてEarPodsを使っていました。

ちょうど運動をするときに使えるイヤホンが欲しいタイミングでしたので、我先にとレビュー記事を書かせていただきました。実際に使ってみて感じた感想を開封するところから時系列で紹介します。

梱包状態を確認

まずは届いた商品の梱包を確認します。商品自体の出来がどれだけ良くても梱包状態が悪いと品質に疑問が残りますし、気持ちとしても残念ですからね。

フィルム状のものでしっかりと密封されていて「明らかに新品です!」という主張を感じました。このフィルムを剥がすのってなかなか快感ですよね。iPhoneの箱が包まれているフィルムを剥がす感覚です。キャリアで機種変更すると剥がされてしまうのが残念です。

フィルムを剥がして箱を開けてみてると、更に小さな箱が入っていました。隙間なくピッタリと収まっているので、長時間輸送される際に受ける振動も心配無さそうです。

中身の様子

小さな2つの箱以外に入っていたものは『説明書』『ステッカー』『持ち運びポーチ』の3つでした。鍵のデザインのステッカーは見た目通りですが、説明書と持ち運びポーチについてちょっとだけ詳しく見ていきます。

説明書は『日本語』『英語』『ドイツ語』『フランス語』『スペイン語』『イタリア語』といった世界各国の言語で書かれていました。昔の粗悪な海外製品にありがちな変な日本語もなく、読みやすく分かりやすい説明書でした。

持ち運びポーチはよくある紐で引き絞るタイプではなく、硬めの板で開閉をコントロールするタイプでした。両脇を指で中央に向かって押すと口が開き、力を抜くとパチンと隙間なく閉まります。紐で引き絞るタイプよりもスピーディに開くことができるので、イヤホンを使いたいとき気軽に出せそうです。

小さな2つの箱には『イヤホン本体』と『付属品』が分けて入っていました。左から順番に『イヤホン本体』『イヤーチップ』『イヤーピース』『充電ケーブル』です。イヤーチップとイヤーピースはイヤホン本体に最初から付いているものを含めて、大中小の三種類の大きさが用意されているので自分に合ったサイズを選べます。

実際に使ってみて感じたこと

このイヤホンを使ってみたタイミングは主に3種類です。Bluetoothイヤホンが使いたい状況であろう、コードが邪魔に感じるときをイメージしたタイミングで使ってみました。

  • ジョギングなど運動をするとき
  • 家の中で皿洗いや掃除などの家事をするとき
  • iPhoneで動画を見るとき

それぞれのタイミングで便利に感じたこともありましたが、もう少しここが改善されたらもっと便利だろうという点もありました。

遮音性が高い

普段はオープンイヤー型であるEarPodsを使っているから強く感じることかもしれませんが、このイヤホンは遮音性が高く音楽を逃さないという印象です。

ただし、スポーツ用のイヤホンとして遮音性の高さは、メリットでありデメリットでもあると感じます。ジムなどの室内であれば問題ありませんが、屋外でランニングする際には外部の音が聞こえにくいので急にクルマが近づいていて驚きました。

通勤通学時の電車内で使う際にも周りの音を遮断できるというメリットを感じながらも、車内のアナウンスが聞こえにくいという不安もありました。

iPhoneと距離があっても接続が途切れない

iPhoneを横のポケットに入れた状態はもちろん、お尻のポケットに入れても接続が切れることはありませんでした。ジョギング中はランニングベルトの中にiPhoneを入れていますが、複数の布を通しても接続が途切れることはなかったです。

また、部屋にiPhoneを置いたままトイレに行ってもイヤホンから音楽が流れ続けるのは素晴らしい体験でした。アパートやマンションに住んでいると、家中に響き渡るような大音量をスピーカーから流すことはできませんからね。

遅延を感じる

これは無線接続である以上避けられないことかもしれませんが、どうしても遅延を感じます。YouTubeなど動画を閲覧している際、人物の口の動きと音声がズレていて違和感を感じます。特にスポーツなど動きの激しい動画を見る際には無線接続のイヤホンはおすすめできません。

Bluetoothイヤホンでも高価格帯になると遅延をそこまで感じないらしいですが、このイヤホンの安さにそれだけの高性能を求めるのもおかしい話ですよね。動画を閲覧せずに音楽を流す用として考えれば全く問題無いので、自分の使用用途を考慮して購入を検討してください。

ケーブルが正円形状

以前自分が使っていたBluetoothイヤホンのケーブルは『きしめん』と呼ばれる平たい形をしていて、曲がらない方向があったので取り回しに苦労する場面がありました。その点、AUKEYの『EP-B40』はEarPodsと同じ様な正円形状のケーブルを採用しているので、首周りに自然にフィットしてくれます。

これまでは考えたこともありませんでしたが、ケーブルの形状が使い勝手に及ぼす影響の大きさに驚きました。

充電端子のカバーがダメになりそう

充電のためにmicroUSBケーブルを挿す場所を守るカバーがすぐにダメになってしまいそうです。余裕がほとんど無い構造になっているので、microUSBケーブルを挿すとカバーがあらぬ方向に曲がってしまいます。かなり負荷が掛かっているので、毎日の様に充電する人だと早い段階でダメになりそうです。

防水性能を高めるために仕方がないのかもしれませんが、カバーを開く場所にもう少し余裕があったら使いやすかったと思います。

ケーブル調整用のパーツがフィット感を高める

ケーブルの長さを調整するためにある8の字型のパーツが小さい割に凄く効果をもたらしてくれます。ケーブルを首の裏でちょうどいい長さに調整することで、イヤホン全体のフィット感が高まります。激しい運動を行ってもケーブルが暴れることがなくなるので、ただでさえ外れにくいものが全くズレなくなりました。

また、これまで遊んでいたケーブルが1つにまとまるので、ケーブルが洋服の襟などに触れることがなくなったのかタッチノイズも大幅に減りました。これは嬉しい誤算でしたね。

13gの超軽量、激しい運動をしても脱落しにくい

13gという圧倒的な軽さがこの商品の売りですが、特筆すべきは全体の重量ではなくコントローラー部分の重量だと感じました。コントローラー部分に重量が集中していると、激しい運動をしたときに引っ張られ外れやすくなってしまいます。その点このAUKEYの『EP-B40』はコントローラー部分が小さく軽いので重みを感じませんでした。

経験したことがある人は分かると思いますが、運動中にイヤホンがズレてしまうのは非常にストレスを感じます。スポーツ用のイヤホンに求めるべき性能は、音質や遅延の少なさではなくズレにくさだと思います。

ボーカル、高音、低音と使い分けが出来る3つのイコライザー(EQ)内蔵

このイヤホンにはボタンをダブルクリックするだけで、音域を変えられるイコライザーが内蔵されています。イヤホンから流れる曲が移り変わる度に自分で音色をカスタマイズできるという楽しさがあります。

ただ、自分の場合は好きな音楽のジャンルが偏り過ぎているので、ずっと低音モードから切り替えずに使っています。でも、人によってはボーカルの声をしっかりと響かせたかったり、高音域を強調したかったり好みが大きく違いますよね。

個人の好みに合わせてイヤホンを購入するのではなく、イヤホンを購入してから好みに調整できるのはネット通販が一般的になっている現代だからこそ必要な機能なのかもしれません。

1.5時間でフル充電約8時間連続再生可能

13gという超軽量ボディを実現しながらも、約8時間使えるバッテリー容量を備えているのは驚きです。自分の場合、届いてすぐにフル充電してから2週間毎日少しずつ使用していますが、バッテリーの残容量表示は半分以上残っています。

このイヤホンを使っているタイミングは食器洗いや掃除のときだけなので、1日あたりの使用時間は30分程度と短めですが、それでも余裕で2週間以上もつのは助かります。Bluetoothイヤホンで最も困るのは使いたいときに充電が無いことなので、バッテリー容量の多さは大きなメリットです。

また、使っていないときの電池の消耗が少ないことも分かりました。以前使っていたBluetoothイヤホンは、フル充電しておいても2週間経ったら電池がなくなるという残念なものでした。このイヤホンなら覚えているときにフル充電でしておけば、使いたくなったときに電池が無いという状況は防げそうです。

IPX4防水規格

このイヤホンは『IPX4』という「飛沫を受けても有害な影響を受けない」レベルの防水なので、絶対に水がかかってしまう水辺でのレジャーには使えません。しかし、ちょっとした雨などの日常生活で起こる濡れなら壊れる心配は少ないでしょう。

完全な防水仕様ではないので、食器洗いやお風呂場掃除のときは濡れないように気をつけています。一度だけ小雨が降っている中で使ったことがありましたが、その後も特に不調は感じていません。やはり、運動中の汗やちょっとした雨程度であれば心配はいらなそうです。

スポーツにも日常生活にもハマる

AUKEYの『EP-B40』を実際に使ってみて感じたメリットとデメリットを書いてきましたが、「結局どんな人におすすめなの?」というシンプルな質問に対する答えは出ませんでした。このイヤホンは1つの事柄に特化しているのではなく、全体的に合格点を取る優等生だと感じています。

Bluetoothイヤホンを欲しい人には大体おすすめできますが、その中でも敢えて「こんな人におすすめ」という例を挙げるとするならば下記の3つになります。

  • 有線イヤホンのコードを煩わしく感じる人
  • 運動や家事などで濡れる可能性がある場面で使いたい人
  • 無線接続特有の遅延が気にならない人

これ以上の性能を求めるならば、最低でも10,000円を超える高価格帯のイヤホンに足を踏み入れなくてはいけません。そういった意味では手軽な価格のBluetoothイヤホンの中ではベストな選択と言えるでしょう。

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