子機代わりとは?
iPhoneを子機代わりに使用するというのは、他のiPhoneでの着信を、別のiPhoneで応答することを言います。たとえば、自宅に使わなくなった古いiPhoneがあるのであれば、そのiPhoneを子機代わりに使用することで、メインで使用しているiPhoneの電池の節約をすることができます。
iPhoneを子機代わりに使用するためには、いくつかの条件がありますが、この設定をしておくとメインのiPhoneでゲームをしているときでも、子機代わりのiPhoneで応答することができるので、とても便利ですよ。
条件が揃えられる人は、是非一度試してみてはいかがでしょうか。また、使わなくなったiPhoneが自宅に眠っている人は、使わなくなったiPhoneの活用方法6選!もチェックしてみてください。
子機代わりに使用するための条件
使わなくなったiPhoneをメインのiPhoneの子機代わりとして使用するための条件は下の2つです。
①メインと同じAppleIDを使用していること
これは、現在サブのiPhoneをまったく使用していない場合には、同じAppleIDを使用するようにすればいいだけですね。しかし、サブのiPhoneをゲーム専用機として使用している場合などには、どうしてもメインと同じAppleIDを使用できない場合があります。そのようなときは、この子機代わりとして使用することはできないので、注意が必要です。
もし、違うAppleIDを使用していたとしても、同じAppleIDに変更することができるのであれば、この条件はクリアです!
②自宅にWi-Fi環境が整っている
この条件は必須の条件ではありませんが、メインのiPhoneに着信が合ったときに、メインとサブの両方が同じWi-Fiに接続されていないと、サブのiPhoneで応答することができません。これは、メインのiPhoneの着信をWi-Fiを利用してサブのiPhoneに転送しているからです。
つまり、自宅でなくても同じWi-Fi環境下にあれば使用することはできるのですが、外出時にサブのiPhoneを使用する機械は比較的少ないかと思います。現実的にiPhoneを子機代わりの使用する状況は自宅の中が多いので、自宅にWi-Fi環境を整えておくのは必要ですね。
また、外出時もサブのiPhoneを持ち歩いてできる限りメインのiPhoneの電池の節約をしたい人は、ポケットWi-FiやWiMAXといったモバイルルーター端末がオススメです!
iOS8の設定方法
このiPhoneを子機代わりに使用する方法は、iOS8以降のOSで使うことができる機能で、iOS8では、少し設定する必要があります。
「設定」アプリを起動します。
5段落目の6番目にある「FaceTime」をタップします。
上から2番目にある「iPhoneでの通話」を「ON」にします。
これだけの設定を行うだけで、サブのiPhoneで着信に応答することができるようになります。
※iOS9以降のOSでは、この設定は必要ないようです。条件さえ満たしていれば、自動的にサブのiPhoneに着信が転送されます。
まとめ
以前の記事でもご紹介したように、使わなくなった古いiPhoneの活用方法はたくさんあります。この子機代わりとして使用する方法も、活用のひとつですね。使い方次第でサブのiPhoneにもメインのiPhoneにも、まだまだたくさんの可能性があります。
子機代わりとして使用する場合には、普段メインのiPhoneを持ち込めない場所、たとえばお風呂場などで使用する場合には、万が一の場合に備えてサブのiPhoneを使用するといいかもしれませんね。