iOS10の特徴
iPhone7の発売と同時に、iOSの大幅なアップデートが行われました。このiOS10は、過去最大のアップデートと呼ばれるほど、デザイン面でも機能面でも大きな変化がありました。
特にロック画面での操作などに、大きな変更がありました。これにより、ロック画面からほしい情報をすばやくキャッチすることができるようになり、忙しい人にとっては通知の確認がとても早くなり便利になりましたね。また、通知から簡単にアクションを起こすこともでき、アプリとの連携がとても重要視されるのではないかと思います。
今回はこのiOS10の魅力を認識するために、iPhoneユーザーにとって気になるところや、これってどういうことなの?という疑問に感じる部分だけを紹介していきたいと思います。
各機能については、順次別の記事を作成していきますので、それぞれの機能について詳しく知りたい方はリンクからチェックしていってください。
Raise to Wake
iOS10の一番の目玉機能ともいえるこの機能は、iPhoneを持ち上げるだけでスリープ状態からロック画面へ移行するという機能です。今までホームボタンやスリープ解除ボタンを押さなくては、ロック画面を表示することができませんでした。
このRaise to Wakeが実装されたことにより、ホームボタンを押さなくてもiPhoneを手にしただけでロック画面が表示されるようになります。これにより、ロック画面での通知の確認をよりすばやく行うことができます。
そもそもホームボタンを押すことで、同時に指紋認証でロック解除してしまい、通知を確認することができなくなってしまうのも解決するために実装された機能です。詳しくは【iPhone6では使えない!?Raise to Wake】をチェックしてみてください。
Siriの開発者への開放
今まで、Siriを使えってアプリを呼び出すことはできましたが、Siriを使えってアプリ内の機能を使用することはできませんでした。これが今回の開発者への開放により、Apple純正のアプリ以外でもSiriを使用することができるようになりました。
これにより、iPhoneとSiriの可能性がとても広がったように思えます。これからのスマホは、手さえも使えわずに言葉だけですべての機能を楽しめるようになるのかも知れません。そういった新しい時代を、AppleやSiriが担っていくことになってほしいですね。
Siriの開発者への開放については【Siriがもっと進化する!iPhone7の可能性!】をチェックしてみてください。iphoneMAXなりにこんな使い方ができるのでは?という考察をしています。
Quick Typeの進化
Quick Typeは、iPhoneなどで使用されているソフトウェアキーボードのことで、iPhoneで文字を入力するときに使えう画面上のキーボードのことです。もともとQuick Typeの予測変換はとても高性能で、色々な用語を自動変換してくれました。特にアニメや漫画のタイトルや、中にはパチスロの機種名まで予測変換で出てくることもあります。
今回さらに予測変換が強くなり、自分の携帯番号を入力するときなど、Siriに頼むときと同じように「自分の番号」などと入力することで、番号を予測変換してくれます。これはSiriとの連動をしていて、マップなどのGPSと連動させることで位置情報の共有も簡単に行うことができるようです。
Quick Typeの詳しい使い方については【Quick Typeの進化でiPhoneがより便利に】をチェックしてみてください。
顔認証を使った自動アルバム仕分け
Googleフォトでは前から実装されていた顔認証機能を使えったアルバムの仕分けが、iPhoneの写真アプリにも実装されました。この機能は、顔認証を利用して人物ごとに写真を整理してくれる機能です。
たくさんの写真が保存されていると、どこに誰が写った写真があるのかわからなくなってしまいます。そんなとき、人物ごとに自動で並び替えをできるとても便利な機能です。
メッセージアプリの改革
メッセージアプリの機能とデザインが大きく改革され、ほかのSNSにはないような新しいメッセージアプリになりつつあります。
特殊エフェクトが使えるようになり、手書きメッセージの送信もできるようになったので、相手のことをより身近に感じることができるようになりました。標準のメッセージアプリでここまでの機能を実装したことにより、今後LINE等のSNSのかわりにiPhoneの標準機能が使用される機会も増えてくるのではないでしょうか。
そのほかの新しい機能
もちろん今回のiOS10ではもっとたくさんの新しい機能が実装されています。iOS10に関連するそのほかの代表的な記事は下にまとめておきます。今後更新予定の記事もありますので、お楽しみに!
まとめ
iPhone7といいiOS10といい、2016年の9月はiPhoneユーザーにとって色々と衝撃の月になったのではないでしょうか。iOS10に関してはまだまだ不具合の報告などもあり、今後も定期的にアップデートされていくことと思います。iPhoneをもっとよりよいものにするためにも、iOSの不具合情報などは直接Appleへの報告をするようにしましょう。不具合報告や機能のリクエストは下のリンクから行うことができます。
すべての意見に目を通すとApple公式でアナウンスしています。中傷や意味のないいたずらは絶対にやめましょう。iPhoneをはじめとするApple製品の向上にみんなで協力していきたいですね。