ファミリー共有とは?
ファミリー共有とは、iPhoneなどのMac製品同士で、アプリなどを共有することができるクラウドサービスのことです。このファミリー共有を使うことで、購入したアプリを家族内で最大5人まで共有することができます。有料のアプリでも共有することができるので、家族みんなでお得にアプリを楽しむことができます。
また、このファミリー共有を使うことでアプリの共有以外にも、家族がお互いにどこにいるのかを把握したりすることもできます。大人同士だとどうしても居場所を知られるのが嫌なこともあるかもし得ませんが、子供の居場所を知ることができるのは防犯上でもとても大切なことですね。
上手にファミリー共有を使うことで、iPhoneのある生活を家族でもっと楽しむことができます。
アプリの共有
家族みんなでアプリを購入して、購入したアプリをみんなで共有することができます。この機能は前途したように、有料のアプリでも共有することができます。しかし、このアプリの共有はアプリ側で許可されているものに限ります。
AppStoreでアプリを購入する際には、ファミリー共有が共有可能になっていることを確認してから購入するようにしましょう!
また、有料アプリを購入する際には、家族の代表者がまとめて料金を支払う必要があります。アプリの購入の際には、しっかりと家族で話し合うことが大切ですね。
音楽の共有
AppleMusicの音楽も、家族みんなで共有することができます。このAppleMusicは、通常月額980円しますが、ファミリー共有で使用する場合には、月額1480円で、家族最大6人まで共有して使用することができます。
6人家族で使用すると、4000円近くお得になりますね!
AppleMusicについて詳しく知りたい人は、Appleの公式サイト【Music – Apple(日本)】もチェックしてください!
このAppleMusicのメンバーシップの一番の利点は、月額この値段で最大10万曲もの音楽をicloudに保存しておくことができることです!自宅のPCのデータ量を気にすることなくお気に入りのたくさんの音楽を保存することができるので、音楽好きなら絶対に使いたい機能です!
子供のiPhoneを管理できる
小学生にもiPhoneを持たせる時代です。子供が勝手にアプリを購入してしまったり、無料のアプリでもSNS機能のついたアプリをインストールして、不特定多数の人とつながりを持ってしまうなど、子供にiPhoneを持たせることは不安なことも多いですよね。
ファミリー共有設定をしておくことで、家族の代表者(ファミリーオーガナイザー)の許可がなければアプリのインストールをできないように設定することができます。有料のアプリだけではなく、無料のアプリでも危険性のあるものに制限をかけることができるのはとても安心な機能です。
また、近くにいなくても、プッシュ通知を使ってアプリの承認・許可をすることができるので、ファミリーオーガナイザーが仕事中であっても承認依頼をすることができます。
家族の思い出を共有
ファミリー共有をすることによって、そのグループ内の人なら、いつでも誰でも共有のアルバムを作成して閲覧することができる様になります。家族の大切な思い出を、cloud上のアルバムで家族で共有することができるので、一人暮らしの家族でも、家族の思い出を共有することができます。
また、思い出だけでなく、家族のスケジュールなどを登録しておく機能もあるので、家族のカレンダーを作成しておいて、旅行の企画を立てるのも楽しそうですね。出張の多いお父さんや、学校のために一人暮らしをしている息子や娘も、一緒に旅行の企画をすることができます!
居場所を把握
グループに追加された人の居場所をいつでも把握することができます。これは小さな子供にiPhoneを持たせている場合には、特に重要な機能ですね。迷子になってしまったり、万が一の誘拐など、どうしても居場所を知りたいときもたくさんあると思います。そんなときでもiPhoneの電源さえはいっていれば、地図上で居場所を表示させることができます。
もちろん子供だけでなく、家族旅行中にどこかで待ち合わせするときにも地図上でお互いの位置を確認できるのはとても便利ですね。
この機能は、位置情報サービスを利用しているので、プライバシーを守るために「OFF」に設定することもできます。監視しすぎず、放置しすぎない絶妙な家族の距離感を保てるようにしたいですね。
子供でもAppleIDを持つことができる
AppleIDの取得には、本来13歳以上という年齢制限があります。そのため、13歳未満の子供がiPhoneを使用するためには、大人が作成したAppleIDを使用させる必要がありました。
ファミリー共有を行うことで、子供のiPhoneにはいっているAppleIDもしっかりと管理することができるので、子供にAppleIDを持たせることができるようになります。正確には、ファミリー共有を利用している場合でも、まずは大人がAppleIDを取得しなくてはならないのですが、その作成したAppleIDを子供に譲渡することができます。
まとめ
今回の記事では、文章だけでファミリー共有でできることのご紹介をしました。実際に小さなお子様がいる家庭や、家族みんなでiPhoneを使用している家族には、このファミリー共有はとても魅力的な機能ですよね。
夫婦で喧嘩にならないように、位置情報の共有や、アプリの共有には細心の注意が必要になるかも知れませんが・・・。
ファミリー共有機能の設定方法については、ファミリー共有を設定しよう!をチェックしてみてください!