Safariの基本的な使い方!読みたいページを逃さない!【iPhoneデフォルトアプリ】

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iPhoneの初歩!Safariの使い方を覚えよう

SafariはWEBブラウジングアプリです。お気に入りのサイトを閲覧したり、気になる言葉・場所・商品・人物などを調べることもできます。

iOS10から標準アプリも削除できるようになりましたが、それでもSafariは重要で最初に使わなくてはいけないアプリなので削除できません。Safariを使わなくても情報収集はできますが、どのブラウザが自分に適しているのか調べるためにはiPhoneに最初から入っているSafariを使わなければいけません。

ガラケーは電話番号を入力しやすく通話に特化していますが、スマホは大きな画面を備えているのでWEBブラウジングすることに適しています。「いつでもどこでも情報収集ができる」というiPhoneのメリットを生かすために、Safariの使い方は必ず覚えておきましょう。

Safariの起動

Safariを使ってネットを楽しむためには、最初に『Safari』を起動しましょう。

①Safariの起動
コンパスのようなアイコンをタップしてSafariを起動します。
①Safariの起動

もしSafariが見つからないときは

iPhoneの画面をロックせずにポケットやバックに入れると、何かの拍子で勝手に操作されてしまうことがあります。意図せずにSafariがどこかのフォルダに移動されてしまうと、自分では見つけ出すことが困難になります。

Safariがホーム画面から見つけられないときには、iPhoneに入っているアプリやファイルを検索できる『spotlight検索』を使って探します。

また、『ホーム画面のリセット』を使用すればホーム画面に表示されるアプリを初期状態に戻せるので、Safariが必ずホーム画面に表示されます。

それでも見つからないときは、Safariの使用が許可されていない設定になっている可能性があるので『機能制限』を確認しましょう。

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ホーム画面の使い方

『Safari』を使いこなす第一歩は、Safariのホーム画面に表示されている機能を把握しておくことです。

この『ホーム画面』は、新しいタブを開いたときや、初めてSafariを開いたときに表示される画面です。履歴やブックマークなどから開きたいページに簡単にアクセスすることができます。

赤枠で囲まれた部分はそれぞれ下記のような場所になっています。

ホーム画面の説明

【①検索/アドレスバー】検索したい文字・WEBサイトのURLを直接入力できます。

【②お気に入りリスト】『お気に入り』に登録したサイトの一覧です。

【③よく閲覧するサイト】よく閲覧するサイトをiPhoneが自動的に認識して表示します。

【④メニューバー】それぞれのメニューボタンをタップすることでSafariを操作できます。

ホーム画面の説明

①検索/アドレスバー

文字を入力すると『Google検索』で検索され、URLを入力すると直接WEBサイトにアクセスできます。URLの入力は『http://』以降の文字列だけでもアクセスできます。

英数字の文章などで検索したいときは、URLと勘違いされてしまうこともあるので注意が必要です。例えば『apple』と入力すると、英語の意味を検索したいのに『apple.com』のサイトが表示されることがあります。

『apple』と入力したあとで自動的に挿入される『.com』をバックスペースをタップして削除しましょう。削除してから『開く』をタップすれば『apple』の意味を検索できます。

②お気に入りリスト

自分が『お気に入り』に登録したサイトの一覧が表示されます。『お気に入り』は『ブックマーク』の中にある特別なフォルダの名称です。

『お気に入りリスト』はSafariを開いた最初の画面である『ホーム画面』に表示されるリストなので、素早く簡単にアクセスすることができます。

1日に何度もアクセスするようなGoogle検索やYahoo!検索を『お気に入り』に登録している人が多いです。

③よく閲覧するサイト

Safariの閲覧履歴からiPhoneが自動的に判断した、よく閲覧するサイトの一覧が表示されます。よく閲覧するサイトの選定基準は単純に閲覧回数の多いページですが、表示されるサイトには条件があると言われています。

  • 1つのサイトにつき1ページだけ表示される
  • 『お気に入り』に追加しているサイトは表示されない
  • 最大12個までしか表示されない

appleが公表している情報ではなく噂程度の話もありますが、実際に使ってみた状況でも大まかな部分は間違っていないと思われます。

サイトのアイコンをロングタップして表示される『削除』をタップすれば個別に削除できます。また、『設定』から常に非表示にすることもできます。

④メニューバー

それぞれのボタンをタップすることでSafariを操作できます。左から順番に『前の画面に戻る』『次の画面に進む』『共有メニューを開く』『ブックマークメニューを開く』『タブの切り替え画面に移動する』という動作を行えます。

まずは、それぞれのボタンをタップするとどんな動きをするのか把握しましょう。

  • 【前の画面に戻る】1つ前の画面に戻りたいときに使います。
  • 【次の画面に進む】1つ次の画面に進みたいときに使います。
  • 【共有メニューを開く】気に入ったサイトをSNSなどで共有したいときに使います。
  • 【ブックマークメニューを開く】ブックマークに保存したページや履歴を見るときに使います。
  • 【タブの切り替え画面に移動する】別のタブで開いているページに移動・確認・閉じるときなどに使います。

検索バーから検索してみる

検索機能を利用して情報収集を行う場合や、閲覧したいWEBサイトのURLが分かっているときに使用します。

検索バーに文字列を入力することで、iPhoneの中にある情報などと照らし合わせて最適な検索結果や検索方法を提案してくれます。

①検索文字の入力
検索バーをタップするとキーボードが表示されるので、検索したい言葉を入力します。

入力すると検索結果が複数表示されるので、それぞれの意味を解説します。

①検索文字の入力

②トップヒット
『Siriからの提案(Webサイト)』『Google検索』『ブックマークと履歴』の中から最も答えに近そうな検索結果がここに表示されます。

検索結果をタップするとより詳しい情報を閲覧できます。

②トップヒット

③Siriからの提案(Webサイト)
iPhoneに搭載された秘書機能アプリである『Siri』が選んだ検索結果が表示されます。
③Siriからの提案(Webサイト)

④Google検索
検索結果をタップするとGoogle検索を行って、Web上の情報にアクセスできます。
④Google検索

⑤ブックマークと履歴
入力した言葉が、過去に閲覧したサイト・ブックマークに登録したサイトのどちらかに当てはまった場合のみ表示されます。

検索結果をタップするとより詳しい情報を閲覧できます。

⑤ブックマークと履歴

お気に入りのサイトを共有する

気に入ったサイトをSNSやLINEなどで共有したいときに使います。共有された相手はURLを入力する必要がなく、送られてきたリンクをタップするだけでサイトを閲覧できるというメリットがあります。

①共有メニューを開く
画面最下部メニューバーの中央にある『上矢印付きの四角マーク』をタップして共有メニューを開きます。
①共有メニューを開く

AirDropで共有

AirDropとはapple製品同士で使える、Wi-FiとBluetoothを利用したデータ送受信機能です。双方がBluetoothとWi-FiをONにして、AirDropの使用を許可している場合には、LINEやメッセージを使わずにデータの送受信ができます。

不必要なデータ通信量を減らすために、共有したい人が近くにいる場合にはAirDropを活用しましょう。

①共有相手を選択
共有メニューの上段に表示された共有相手をタップして選択します。AirDropをONにしておかないと誰も表示されないので注意が必要です。
①共有相手を選択

②相手が承認すれば自動で送信
共有相手が共有を承認すれば、この様な画面が表示され共有が完了します。
②相手が承認すれば自動で送信

AppExtensionを使って他アプリで共有

AppExtensionとは異なるアプリ同士を連携させる機能です。今回はSafariとLINEを連携させます。LINEを例に説明していますが、他のアプリでも基本操作は同様になっています。

①AppExtensionの追加メニューを開く
共有メニュー中段を右にスワイプして、『その他』をタップして追加メニューを開きます。
①AppExtensionの追加メニューを開く

②LINEを追加する
LINEの右側にあるボタンをタップして追加します。ボタンの部分がグリーンになれば追加完了です。
②LINEを追加する

③LINEを選択
共有メニューに戻り、LINEをタップして選択します。
③LINEを選択

④本文と送信先を編集
本文と送信先を編集してください。本文は編集しなければページのタイトルが自動的に反映されます。宛先はLINEに登録されている友達から選択してください。
④本文と送信先を編集

⑤送信
本文と宛先の入力が完了したら、右上の送信をタップして送信します。
⑤送信

お気に入りのサイトを保存する

お気に入りのサイトは『ブックマーク』や『お気に入り』に追加しておくと、いつでも簡単にアクセスできるようになります。

毎日必ずアクセスするようなサイトは『お気に入り』に、たまにしかアクセスしないけど保存しておきたいサイトは『ブックマーク』に保存しておきましょう。

また、サイト全体ではなく読みたいページ単体で保存する場合には『リーディングリスト』を活用することで記事管理が楽になります。

①共有メニューを開く
画面最下部メニューバーの中央にある『上矢印付きの四角マーク』をタップして共有メニューを開きます。
①共有メニューを開く

ページをブックマークに追加

ブックマークは常にメニューバーから呼び出せるもので、いつでも簡単にお気に入りのサイトにアクセスできる機能です。

『ブックマーク』の特長はジャンルごとに自由にフォルダ分けできることです。『旅行』や『買い物』といった異なるジャンルのサイトを分けて保存しておけば、閲覧したいときに迷わずサイトを開けます。

『お気に入り』に登録するほど頻繁にはアクセスしないけど、後で閲覧したくなりそうだなと感じるサイトは『ブックマーク』に保存しましょう。

①『ブックマークを追加』を選択
共有メニュー下段にある『ブックマークを追加』をタップして選択します。
①『ブックマークを追加』を選択

②ブックマーク名を編集
画面上部に表示されたページのタイトルを自由に編集してください。
②ブックマーク名を編集

③保存場所を選択
画面下部にあるフォルダ一覧から、保存したいフォルダをタップして選択します。
③保存場所を選択

④保存
画面右上の保存をタップしてブックマークを保存します。
④保存

ページをお気に入りに追加

『お気に入り』は『ブックマーク』に存在するフォルダ名です。『お気に入り』は新しいタブを開いたときや、初めてSafariを開いたときに表示される『ホーム画面』に表示されるので、ブックマークよりも素早くアクセスできます。

1日で何度もGoogle検索やYahoo!検索にアクセスする人は、『お気に入り』に登録しておくのが良いでしょう。

①『お気に入りに追加』を選択
共有メニュー下段にある『お気に入りに追加』をタップして選択します。
①『お気に入りに追加』を選択

②名前を編集
画面上部に表示されたページのタイトルを自由に編集してください。
②名前を編集

③保存
画面右上の保存をタップしてお気に入りを保存します。
③保存

ページをリーディングリストに追加

リーディングリストとはサイト上のコンテンツごとiPhoneに保存しておける機能です。ブックマークはURLだけを保存して開くたびに読み込むのに対して、リーディングリストはiPhoneに保存しておけるのでオフラインでも閲覧できるのが特長です。

ただし、オンライン専用ではなくオフライン用として保存しておかないと、オフラインで閲覧することはできません。

①『リーディングリストに追加』を選択
共有メニュー下段にある『リーディングリストに追加』をタップして選択します。
①『リーディングリストに追加』を選択

ページをホーム画面に追加

ここで対象になる『ホーム画面』はiPhoneのロックを解除したとき最初に開かれる、アプリのアイコンが並んでいる画面のことを指します。

お気に入りのサイトをホーム画面に追加することによって、ホーム画面からワンタッチで閲覧したいサイトに簡単にアクセスできます。毎朝確認するニュースサイトや更新を楽しみにしているブログなどをホーム画面に追加しましょう。

①『ホーム画面に追加』を選択
共有メニュー下段にある『ホーム画面に追加』をタップして選択します。
①『ホーム画面に追加』を選択

②名前の編集
画面上部に表示されたページのタイトルを自由に編集してください。
②名前の編集

③追加
画面右上の追加をタップしてホーム画面に追加します。
③追加

保存したページや履歴を見る

ブックマークメニューからは『ブックマーク』『リーディングリスト』『履歴』から閲覧したいページを開くことできます。

気に入ったサイトをブックマークやお気に入りに保存するだけ満足せずに、Safariを開いたときに閲覧し忘れがないか確認する癖をつけましょう。

①ブックマークメニューを開く
画面最下部のメニューバー右から2番目にある、本の様なアイコンをタップしてブックマークメニューを開きます。
①ブックマークメニューを開く

ブックマークからページを開く

ブックマークに保存したお気に入りのサイトに更新があるのかチェックしましょう。たまにしか閲覧しないサイトは『その他』といった名前で保存しておいて、他の重要なブックマークとは区別できるようにしましょう。

①ブックマークリストを表示
画面上部にある3つのバーから、左のブックマークアイコンをタップしてリストを表示します。
①ブックマークリストを表示

②フォルダ/ページの選択
読みたいページが保存されているフォルダを選択して開き、開きたいページをタップして選択します。
②フォルダ/ページの選択

リーディングリストからページを開く

リーディングリストは読みたいページをストックしておく機能なので、一度リーディングリストから開いたページは既読になり表示されなくなります。

過去にリーディングリストから開いたページをもう一度閲覧したいときは既読も表示しましょう。

①リーディングリストを表示
画面上部にある3つのバーから、中央のリーディングリストをタップして表示します。
①リーディングリストを表示

②既読のリーディングリストを表示
通常では未読しか表示されないため、左下にある『全てを表示』をタップして既読も表示するようにしましょう。
②既読のリーディングリストを表示

③読みたいページを選択
読みたいページをタップして選択するとページが開きます。
③読みたいページを選択

履歴からページを開く

特別な設定をせずにSafariを利用している場合には閲覧履歴が残っています。その閲覧履歴からもう一度読みたいページを探して開くこともできます。

「前日の夜に検索したはずのレシピなんだけど、なんだったのか思い出せない」といった状況で活躍する機能ですね。

①履歴を表示
画面上部にある3つのバーから、右の履歴をタップしてリストを表示します。
①履歴を表示

②読みたいページを選択
読みたいページをタップして選択するとページが開きます。
②読みたいページを選択

ブックマークやリーディングリストを活用しよう

お気に入りのサイトを見るために、毎回サイト名で検索していては時間が非常にもったいないですよね。少しでも時間を節約するためにブックマークに登録しておきましょう。

また、時間が無いときに見つけた読みたい記事はリーディングリストに追加しておいて、時間ができたときにまとめて読むのがオススメです。

Safariの便利な機能を積極的に活用して、快適なウェブブラウジングを楽しみましょう。

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