iPhone6では使えない!?Raise to Wake

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Raise to Wakeとは?

みなさんは「Raise to Wake」という機能をご存知ですか?iOS10から実装された機能で、iPhoneを持ち上げるだけでスリープ状態が解除されてロック画面に移行するという機能です。

これにより、スリープ解除ボタンやホームボタンなどの、物理ボタンを押さなくても通知を簡単に確認することができるようになりました。とっても便利なような、あってもなくてもいいような?Raise to Wakeの目的と機能について考察していきたいと思います。

対応端末

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iOS10はiPhone5以降のデバイスに対応したOSですが、このRaise to Wakeに関しては、iPhone6s以降でないと対応していないようです。

iPhone6を利用している人も多い中、iPhone6に対応していないのは少し寂しい気がしますが、これにはしっかりとした理由があります。

第2世代の「Touch ID」が問題

iPhone5sから実装されたTouchIDという諮問認証機能ですが、iPhone6sから第2世代となり、反応精度と速度が一段と増しました。これによりひとつの問題が生じたようです。

「ホームボタンに触れるとロックが解除されて通知が確認できない」

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ロック画面には様々なアプリからの通知の一覧が表示されているので、いちいちアプリを開かなくても通知の一覧で確認することができます。しかし、TouchIDの性能が上がったことにより、通知の一覧を見る前にホームボタンに触れたことでホーム画面に移行してしまうことがあったようです。

これは不具合とは呼べないのでしょうが、通知センターという便利な機能をより使いこなすためにもUI改善をする必要があったとのことです。

そこでiPhoneを持ち上げるだけでロック画面に移行する「Raise to Wake」が実装されたようです。

なぜSEも対応したのか

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現在販売されているiPhoneのなかで第2世代のTouchIDを搭載しているのはiPhone6s/6sPlusとiPhone7/7Plusの4機種です、SEや6には搭載されていません。それなのに、このRaise to WakeがSEには対応しています。少し矛盾しているように思えますが、販売された順番的には特に違和感はありません。

一部の報道では、最新機種の販売を促進するためといわれています。

もちろん最新機種を販売するための策略だと思いますが、Appleも商売なので仕方のないことですね。iPhone6s以降のiPhoneの販売台数が停滞しているようですが、iPhone7の革新的な機能の変化によって、今後また販売台数が伸びてくる様に思えます。

まとめ

Raise to Wakeをはじめ、3DTouch機能などの新しい機能は、どうしても最新端末だけに限られた実装になってしまうのは仕方のないことですね。iPhone6ユーザーからすると、すこし不満を感じるかもしれませんが、こういった政策があるからこそ、Appleは日々革新的なデザインと機能で私たちを楽しませてくれるのです。

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